2025/8月の開業を目指して現在、名護に建築されている「ジャングリア」。
そのモチーフとなった沖縄本島の「やんばる」というのはナニモノだろうか?
やんばる? って美味しいの?
この記事を読むと、「やんばる」のことがなんにもわかっていない島パパのようなあなたにも「やんばる」のことが簡単に理解できるようになります
ぜひ、ジャングリアが「売り」にしている「やんばる」ってナニモノなのか理解して、沖縄に遊びにきていただきたい。
Contents
先出しまとめ
- ジャングリアのモチーフは沖縄本島北部にひろがる、「やんばる」と称されるジャングルだった
- ジャングリア開業前に「やんばるのジャングル」を楽しみたい人にオススメは3ヶ所
- 比地大滝
- やんばる学びの森
- ター滝
- ター滝はジャングリアのプロモーションビデオに使われていて、ジャングリアのイメージを現している場所なのかな?
- 名護市に近いロケーションでジャングルを体験できるター滝で日本のジャングル体験がオススメ
- より自然に触れたい人は、ガイド付きツアーで自然を丸ごと楽しみましょう
「やんばる」ってなに?
まず、ちゃんと調べてみました。すると、沖縄県の公式サイトに書かれていました。
ヤンバルとは、沖縄島北部の豊かな森林が広がる地域(ちいき)のことです。ヤンバルでは、昔から森と人が共に暮らしていて、人との関わりの中で豊かな森が守られてきました。
沖縄兼公式ホームページより引用
この「沖縄県北部」の境界線が人によってバラバラなのですが、一般的には「名護市以北」を「やんばるエリア」と呼んでいます。
このエリアは「森」が密に連なり、島の外縁部に人が住んでいるような場所です。
自然、大好きっ!! ジャングリアオープンまで待てない、今すぐにでも遊びたいいいいい
そんな姉貴のような人のために今すぐ遊べる、参加できる「やんばる」を楽しめるロケーションを紹介します。
私の個人的趣向で3つリストアップしました
やんばる体験しよう!!
- 比地大滝
- やんばる学びの森
- ター滝
比地大滝
初めて訪れる人に向けて、見どころを3つリストアップ!!
- 沖縄本島最大の滝:
比地大滝は落差約26メートルの沖縄本島最大級の滝で、迫力ある水しぶきと美しい自然の景観が広がります。滝壺の近くまで歩いて行けるため、涼しさを感じながらその迫力を体験できます。 - 熱帯雨林のトレッキングコース:
滝までの道中は沖縄特有の亜熱帯雨林を楽しめるトレッキングコースとなっており、緑豊かな自然の中で野鳥や昆虫、珍しい植物に出会うことができます。往復約100分の道のりで、マイナスイオンをたっぷり感じられる散策が魅力です。 - 写真映えするスポット:
比地大滝周辺は美しい自然に囲まれており、滝を背景にした写真撮影スポットが多くあります。特に滝壺周辺では、透明度の高い水と滝の流れが調和し、絶好の写真映えスポットです。 - これらの見どころは、自然の中でリフレッシュしながら楽しめるポイントです。
階段が多いトレッキングコースだった記憶しかない……
汗だくで到着した滝つぼには入れません……
滝つぼは「立入禁止エリア」になっていて、ロープで区切られています。
下流に「水遊びコーナー」が設けてあるので、そこで水遊びしましょう
アクセス
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | 比地大滝 (ひじおおたき) |
所在地 | 沖縄県国頭郡大宜味村字謝名城1916番地 |
営業時間 | 9:00~18:00(最終入場 17:00) |
入場料金 | 大人:500円 子供(小中学生):300円 |
駐車場 | 無料(約100台収容可能) |
所要時間 | 徒歩約100分(往復) |
アクセス | 那覇市から車で約1時間30分 |
注意点 | 自然の中での観光のため、歩きやすい靴が推奨 |
連絡先 | 電話:0980-44-2045 |
営業時間や入場料金は変更される場合がありますので、訪問前に確認することをおすすめします。
やんばる学びの森
初めて訪れる人に向けて、見どころを3つリストアップ!!
- 豊かな自然の中での体験学習: やんばる学びの森は、沖縄本島北部の豊かな自然環境を生かした体験学習施設です。熱帯・亜熱帯の森を探索しながら、野生動物や珍しい植物について学べるプログラムが充実しており、自然観察や森の中でのアクティビティを楽しめます。
- トレッキングと自然観察の充実: 森の中には初心者から上級者まで楽しめる複数のトレッキングコースが整備されており、山歩きとともに沖縄ならではの自然景観を堪能できます。特に「やんばるの森」では、野鳥や希少種に出会えることも魅力です。
- 家族向けの体験プログラム: 子どもから大人まで楽しめる自然体験プログラムが豊富で、森の中でのクラフト作りや自然の中での遊びなど、家族連れに最適なアクティビティもあります。自然の中で学びながら楽しく過ごせる環境が整っています。
- これらの特徴は、自然を身近に感じながら学びと楽しさを体験できる魅力的なポイントです。
映画「ゲゲゲの鬼太郎実写版」で使用された「鬼太郎ハウス」が残っていて、子供の頃、遊びに行ったの覚えてる……
有料のツアーに参加するとヤンバルクイナに出会えることもあるってクチコミに書かれていたので、見たい人は検討の余地ありです
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | やんばる学びの森 |
所在地 | 沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終受付 16:00) |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日休館) |
入場料金 | 無料(体験プログラムは別途料金が必要) |
駐車場 | 無料(約50台収容可能) |
主なアクティビティ | 自然観察、トレッキング、体験学習 |
所要時間 | 活動内容に応じて変動 |
アクセス | 那覇市から車で約2時間 |
注意点 | 動きやすい服装、雨具や水筒の持参が推奨 |
連絡先 | 電話:0980-50-1022 |
営業時間や入場料金は変更される場合がありますので、訪問前に確認することをおすすめします。
ター滝
初めて訪れる人に向けて、見どころを3つリストアップ!!
- 自然の中でのアドベンチャー感: ター滝は沖縄本島北部に位置し、訪れるまでの道のりは川を渡ったり、自然の中を進むトレッキングコースとなっています。川辺を歩くので、自然を感じながら冒険気分を味わうことができ、特に夏場には水遊びを楽しむ人が多いです。
- 美しい滝とリラックスできる環境: ター滝は、自然の中に静かにたたずむ美しい滝で、その落差や迫力ある水の流れが特徴です。滝壺周辺は涼しさを感じることができ、リラックスしながら自然の音に癒されるスポットでもあります。特に暑い季節には涼を取る場所としても人気です。
- 生態系の豊かさと自然観察の楽しさ: ター滝周辺は豊かな自然に囲まれており、様々な動植物を観察することができます。沖縄固有の植物や野生動物に出会うこともあり、自然観察が好きな人にもおすすめです。川沿いには美しい風景が広がり、訪れる人々に大自然の魅力を伝えてくれます。
- これらの特徴を楽しみながら、自然と触れ合い、リフレッシュできる場所です。
滝の真下で遊べるのが最高ー!! 滝までも30分ぐらいで遠くないし、階段もほとんどないからター滝は大好き!!
沖縄県民の夏の「涼」を求める場所として年々知名度アップしてるって感じ……
今回は、「ジャングリア」が山、ジャングルをモチーフにしたテーマパークということで、マングローブや海スポットは除外しました。
やんばるは広い!!
やんばるはとても広く、名護から最北端の「辺戸岬」まで車で行くのに国道58号線を通る場合、約1時間で着きます。
余談ですが、やんばるを見るのにおすすめなのは、西海岸ルート。
東海岸ルートで辺戸岬を目指すと、約2時間かかりますので観光客の人は注意してね
東海岸側のルートはくねくねした山道なので運転も大変。
森の中をゆっくり走りたいという人にはおすすめしますが、車酔いする人や、最短で辺戸岬まで行きたい人には西海岸ルートがおすすめです
今回はその「やんばる」の中からター滝を詳しく紹介します!!
やんばるを知れる、ター滝
ター滝の良いところ
- やんばるの玄関口 ⇒ 美ら海水族館や古宇利島からそんなに遠くないので北部観光に巡る1スポットとして入れ込める
- しっかりジャングル ⇒ 玄関口ではあるが、ター滝周辺はしっかり、かっちりジャングルしてます
- 平南川ター滝駐車場がある ⇒ 管理人常駐の有料駐車場があるため、場所がわかりやすい
- 降雨時における増水リスクの安全管理は駐車場スタッフにお任せできる ⇒ 初めての沖縄川遊びにおける不安がひとつ減らせる
- 滝までの道のりに遊歩道なし ⇒ ジャングルのど真ん中を歩いて進める
- ター滝の滝つぼで泳げる ⇒ 比地大滝は滝つぼでの遊泳禁止でしたが、ター滝では泳げます
- ター滝に打たれてもOK ⇒ 高さ約10Mの滝に打たれて遊べます
1. やんばるの玄関口
まず、立地、アクセスの良さは特筆に値し、名護市内から約30分でアクセスできます。午前中にター滝を訪れて「やんばる」の大自然を満喫。その後、古宇利島に行くもよし。
美ら海水族館に行くのも良し。
午後からいろんな場所で遊べる距離にある「やんばる」です。
2. しっかりジャングル
そんな立地のくせに……
しっかりジャングルなんです、ター滝は……
映画「ジュラシックパーク」の世界に迷い込んだかのよう……
- ヒカゲヘゴという大きなシダが生い茂る森は、恐竜がテーマだったジュラシックパークを想起させ、アドベンチャー感は自然と高まります
- ジャングリラのプロモーションビデオに使われている滝はター滝なので、ター滝からインスパイアされて構想わ得ている可能性もかなり高いのでは? ないでしょうか……
ジャングリアのプロモーションビデオ内に出てくる滝のシーンですが……、
ター滝をドローンで上から撮影したものです。
名護のジャングリア近くに天然のここまで大きな滝はありません。
こちらもジャングリアのプロモーションビデオ内に出てくるワンシーン。幻想的なぼかしを入れていますが、ター滝下流での撮影なのは間違いない。
私も真似して撮ってみました。
ジャングリアのイメージプロモーションビデオにも使われるぐらいのジャングルがター滝にはあります
3. 平南川ター滝駐車場がある
ター滝に行くためには、みんな「平南川ター滝駐車場」を利用します。
他に駐車場はありませんし、路上駐車は禁止されています。
- 有人の駐車場のため車上荒らしにあいにくい ⇒ 心配な方にはコインロッカー設備もあり
- 約75台も駐車できるため、満車になりにくい(8月週末の11-14時ぐらいが混み合います)
4. 降雨時における増水リスクの安全管理は駐車場スタッフにお任せできる
川遊びって……、増水したら怖くない?
沖縄ってたまに強いスコールがあるよね?
遊んでて、突然スコールが降ってきたら、どうしたらいいの?
そんな不安を持っている人は、川のことをよく知っておられます。
川遊びには増水というリスクがセットになっています。
初めて遊ぶ川で、どれぐらいの雨が降ったら川が危険な水量になるのか? なんて、観光客にわかるわけないし……やっぱり沖縄で川遊びって怖い……
そう思うのも納得です。
が、駐車場スタッフが常時雨雲レーダーや川の水位をチェックしてくれています。
危険な雨雲が接近してきたら、駐車場は閉鎖されて、滝にも行けなくなります。
ター滝に行く前には、駐車場の開閉状況を公式サイトでチェックしてから動くことがオススメです
5. 滝までの道のりに遊歩道なし
比地大滝までの道のりは遊歩道が整備されていました。
ター滝には遊歩道が何もありません。川の中をじゃぶじゃぶ歩いていきます。
危なくないの? 遊歩道のほうが歩きやすくていいんじゃないの?
川の中を歩いていくことがとても楽しいです!!
川の中を歩くときの足で水を切る音が、なんとも耳に心地よいです。
ぜひライブで体感していただきたい。
途中で深い場所も出てきます泳いで渡ることもできますし、ロープを使って岩を登って迂回することもできます。
泳ぐときは、ライフジャケットを着用することをオススメします。
川は淡水。海に比べると浮力がほとんどありません。自分ひとりなら泳げる人も子供を抱っこして泳ぐのはかなり大変です。泳ぎたい人は駐車場でライフジャケットの有料レンタルサービスもやっているので、ぜひ活用してね
濡れたくない人用に、迂回路も設けてあります。
オレンジのロープが目印になっているので、進み方がわからなくなったら、オレンジのロープを探してみましょう。
がんばって歩いたので、滝に到着するときは汗びっしょり……というのは比地大滝の場合で、ター滝に向かう道中ではあまり当てはまりません。
左右の岸から伸びるジャングルの木々で作られた木陰を歩く上に、足元には川が流れているので、照り返しの熱もありません。
「沖縄県民が涼を求める場所」という言葉を実感できます。
6. ター滝の滝つぼで泳げる
そして、ゴールの滝つぼでは遊泳も可能です。
夏場はみんな滝つぼに入って、遊んでます。
とても気持ちよくてオススメ
7. ター滝に打たれてもOK
滝の真下は浅く、足場もありますので、滝に打たれて遊ぶことができます。
打たれている人は、みんな叫びながらも楽しそうで……
訪れた人みんなが滝パワーに感心します。
いろんな生き物に会える
ター滝までの道中で見られる生き物を集めてみました。
写真提供、スピッツリバートレッキング
初めて行って、こんなに生き物って見つけられるものなの?
生き物や自然のことについて知りたい人はやはりガイドさんをつけて歩いたほうが何倍も楽しめます
ター滝を見たいだけだったら、自分たちだけでも行けるのがター滝の良いところです。
平南川ター滝駐車場
オープン時は常時有人の駐車場で、マリンフェルト底ブーツ、ライフジャケット、ラッシュガード、防水ケースなどのレンタルサービスがあります。
簡単なパーラーも併設され、かき氷、水などの販売もされています。
自動販売機、ゴミ箱はありません。
開閉状況などリアルタイムで更新されている公式サイトを確認してから遊びにいかれることをオススメします。
レクチャールームもあり、スタート前に行くと、当日の降雨状況や、ルートに関してわからないことを教えてくれるので、ガイド無しで行く人は有効に利用するのがベストです
現地に行ってから、ガイドを頼めるのかしら?
現地ではツアーガイドのサービスはやっていないので、事前にター滝のガイドツアーを催行しているショップに予約が必要です。
今回の写真を提供してもらっている、スピッツリバートレッキングさんはター滝ガイド10年以上のベテランショップで、ガイド1人に1組のゲストの貸切ツアーを催行されているので、どんなタイプのお客さんにも合わせてツアーしてくれるので超オススメです。
これから季節は寒くなってくるし、川遊びって水が冷たくないのかな?
だからこその、ガイドツアー参加をオススメします。これからの季節、ガイドツアーではウエットスーツを着て川遊びするので、雪解け水のない沖縄の川ならば温かく楽しめますよ
ガイドツアーに参加される場合は、無料ウエットスーツのレンタルサービスがあるか? 1組貸切スタイルのツアーか? などよく吟味して申し込んでね。
まとめ
- ジャングリアのモチーフは沖縄本島北部にひろがる、「やんばる」と称されるジャングルだった
- ジャングリア開業前に「やんばるのジャングル」を楽しみたい人にオススメは3ヶ所
- 比地大滝
- やんばる学びの森
- ター滝
- ター滝はジャングリアのプロモーションビデオに使われていて、ジャングリアのイメージを現している場所なのかな?
- 名護市に近いロケーションでジャングルを体験できるター滝で日本のジャングル体験がオススメ
- より自然に触れたい人は、ガイド付きツアーで自然を丸ごと楽しみましょう