ずっと行きたかった沖縄そば屋さんだが、なかなかタイミングが合わず行けなかった。今回、前夜に「食べに行く」決断をし、時間を調整し、比較的早い時間に訪問できたことで、そんなに並ばずに入店できました。
やはり人気店に行くときは、事前の心構えが大切だなと思えた「崎濱製麺」の紹介です。
Contents
先出しまとめ
- クファ麺は沖縄生活25年の中で過去イチ、硬めで美味しい麺でした
- スープは美味しいのだが、食後に水がたくさん飲みたくなる
- 食事終盤での味変目当てのワサビ投入は、個人の好みが分かれると思われるが……、私は好き
- 麩入りじゅーしーはまるで「麩ちゃんぷるー定食じゅーしー」
- またリピートしたい沖縄そば屋さんでした
崎濱製麺行ってみよう
恩納村立山田小学校近くにできた新しい沖縄そば屋さん。聞けば、那覇で人気店だった「すぅ~ぎぃ~じぃ」というお店が恩納村に移転されたとのこと。
那覇店の頃は存在すら知らなかったけれど、地元にできた新しいお店なので、食べてみたかったんです。
11時半開店なので、12時前には入店したくて、11:50分頃に駐車しました。
店舗の隣の空き地が駐車場で10台ほど駐車可能。
店舗入口に向かうと、すでに先着の外人さんたちが並んでおられまして、
案内表示の通り、入店し、ウェイティングリストに名前と人数を記入。
「車までは呼びに行けないので、店舗前でお待ち下さい」との案内が貼られていましたので、それに従い、店舗横の椅子に着席し待つことにしました。
私の前には3組、8名の方のお名前が記入されていたのだが、着席して数分後にはもう呼ばれて入店。
靴脱いで普通の民家にお邪魔する感覚で入店。
畳の敷いてある和室が数部屋あり、そのひとつに通されました。
メニュー
メニューを確認してみると……、
そばは2種類。
- 三枚肉そば(崎濱すば)
- 骨なしてびちそば
あまり考えずに、崎濱すばを2つ注文したのですが、よくよく考えれば、ひとつは骨なしてびちそばにしておけば、両者の写真が撮れたのに……
申し訳ありません。
テーブル横に三線
ずっと「?」だったのが、テーブルの横に置かれていた「三線」。
サンシンという、沖縄の楽器なのですが……、
気分が乗ってきたらオーナーが三線ライブやっちやう居酒屋があるので、そーいうノリのおそば屋さんなのかな?
そう思っていたのですが、スタッフの人もやけに三線の位置を気にかけてる素振りだし、注文後に三線を移動させて、テーブルのすぐ横に持ってきてくれるし……。
どーいう意味?
と、わからなかったのですが、食後にグーグルマップのクチコミ欄を読んでいて納得。
この三線、スタッフを呼ぶ「呼び鈴」の役目だそうです。
そんなこと全然わからなかった……
良いタイミングで注文を取りに来ていただいたし、配膳後は特にスタッフを呼ぶ必要もなく食べ終わりました。
実食
運ばれてきた「崎濱すば、中サイズ」と、
「崎濱すば、大サイズ」。2つの器を比べればそのサイズ比較がよくわかったのだが、久しぶりの食べ物ブログでそんな感覚もすっかり失せていました。
申し訳ない。
両者ともに、麺多めです。
硬い麺
「クファ麺」という硬い麺が特徴です。
沖縄生活25年。過去イチ歯ごたえのある麺でした
硬いだけでなく、麺を食べていくと柔らかさも感じられる独特な麺で、ちょっと最近の沖縄そば屋にない麺だと感じました。
20数年前のきしもと食堂の手作り麺を想起させる味と食感でした
針生姜
生姜が細切りの状態で麺の上に乗っておられました。
これが最高!!
古くは、真栄田岬の「施設内にあるおそば屋さん」の沖縄そばに、針生姜は付合せされていましたが、
他のおそば屋さんではあまり見ません……が、
この針生姜が、本当に沖縄そばにベストマッチング!!
三枚肉
三枚肉は細かく切られてのせられているので、他のおそば屋さんのように元の形に戻すと同様の3枚ぐらいの量だと思うのですが、
実食してみると、他店舗よりも多いように感じられました。
それが細切れになった三枚肉から生じる満腹感につながっているのかは不明ですが、食後の実感としてはそのような感じ。
味は濃厚、柔らかく、油の部分も美味し!!
スープ
「選び抜いた数種類の食材と鰹節に、お肉からじっくり取った透き通ったスープ」と公式サイトにも書かれている通り、油っこくないあっさりとしつつもコクのある味が大変美味しかったです。
が、食後にけっこう水が飲みたくなる。
以前、名護の「玉家Jr.」で食べた時も、食後にけっこうのどが渇いて、水をガブガブ飲みました。
それを思い出しました。
名護の「玉家Jr.」の記事をネットで調べると、塩分の少ないスープと書かれているので……、真相はよくわからないです。
美味しいのですが、喉が渇くスープでした。
ワサビ
そして配膳されたときからすでにお盆の上に鎮座されていたこの黄緑色のシロモノは「ワサビ」そのものであります。
「食事終盤で味変目的で使ってみてください」という意味のアドバイスをスタッフの方から受けたので、実践してみました。
私個人が「ワサビ」をあまり得意としないので、少量からトライ。
少量をレンゲですくったスープの中に溶かせて飲んでみました。
爽やかな味に変わって、確かに、これは……味変ですねー……
ワサビが得意じゃない私も、少量ずつ丼内のスープに溶かして味変してみました。
ぜひ皆様もトライしてみてください。
麩入りじゅーしー
やっぱり「じゅーしー」は食べておかないとだめでしょう。
おそばも美味しくて、じゅーしーも美味しいのが沖縄そば屋さん。
そんな先入観ってありませんか?
私は、初めての沖縄そば屋さんだと「じゅーしー」は絶対注文します。ここでは、「麩入りじゅーしー」が販売されていました。
普通の「麩」が入っていないじゅーしーはないようです。
1口目。
美味しかったです
味付けは濃くないけれど、しっかりした味が口の中に残ります。
しかし……、今回の私のお碗だけのことかもしれないけれど、「麩」が多くて……、じゅーしーを食べているというよりも、「ふーちゃんぷる定食じゅーしー」を食べている感覚になってきます。
美味しい……、美味しいんだけれど……、「じゅーしー」が食べたいなぁぁぁぁ、いや、じゅーしーは食べてるんだけれど、こんなに「麩」はいらないなーという感覚のじゅーしーでした。
「麩」好きのそこのあなた!!
ぜひご賞味あれ!!
アクセス・店舗情報
営業時間 | 11時30分〜16時(売り切れ次第終了) |
電話番号 | 098-988-7004 |
定休日 | 日曜日(不定休あり) 詳細はインスタグラムで要確認 |
お支払い | 現金のみ |
駐車場 | 10台 |
喫煙可否 | 完全禁煙 |
まとめ
恩納村真栄田岬から車で5分ほどの立地は観光客にとって、ありがたいポジション。美味しいそば屋さんとして選択肢が増えます。
もちろん地元民としても、嬉しいです。ランチに困った週末、土曜日。早い時間に行けば、美味しい沖縄そばが食べられます。